一般的に、アパートローンを組むことができる年収水準は700万円以上とされています。W様はその水準に達しておられますが、個人事業主ということで与信力は下がります。また、横浜在住ということで、都内に比べて「利用できる金融機関が限られてしまう」という現状もありました。
そして、初期投資できる資金は500万円という現実があります。その投資額で、年間CF400万円を確保することは、現実問題としてかなり高い目標であると言えました。
当社のコンサルタントからは大きく2つの提案を行いました。
■第1棟目■ 積算評価(担保価値)が高く、節税効果の高い築古物件
築古物件は土地値で購入できる上、「短期間で減価償却できる」ことから「節税効果」に優れています。都心以外の物件は、固定資産税の面でも有利です。
1棟目に減価償却を短期間で計上できる木造アパートを購入できましたので、節税効果が得られるようになりました。また、実勢の土地値が出ている物件であったことから資産の保全を図れ、金融機関からの担保評価も高くなっています。
この評価を利用して2棟目に新築物件を購入し、CFの積み上げを行うため、金融機関評価とCFのバランスが良いポートフォリオが構築できると考えています。
■第2棟目■ 新築物件でCFの確保…3ヵ月後
築古物件のデメリットは家賃の安さと空室問題ですが、そのマイナス分を新築物件でカバーします。1棟目で「金融機関の信用」を得ていますので、高額の新築物件を購入しやすくなります。
■第3棟目■ 新築物件でCFの確保…5年後
2棟運用で積み上げたCFと信用を原資に、3棟目もCFを上げやすい新築物件を購入。3棟運用によってリスクヘッジをしながら、年間CF400万円を実現します。 現在はコンサルタントのシナリオどおりに進んでいるため、W様より「将来の不安が減りました」といううれしい報告が届いています。