ケーススタディ3 損益通算と青色申告による所得税節税
キー局(民放テレビ)の制作局でプロデューサーをしておられるD様(35歳、年収約2500万円)のご相談です。
相談内容は、この歳で年収が約2500万円なので、メーカーに勤めている学生時代の親友などと飲むと「殿様はいいよな」とよくからかわれる。
他業種に勤めている人間からは優雅な生活をしているように見えるらしい。しかし、所得税だけで40%も取られ、住民税も差し引かれると手取り年収は1300万円程度にしかならない。
住宅ローンの支払いもあるので実際の生活は苦しく、このままでは老後の備えも十分にできそうにない。そこで不動産投資を行い、節税対策をすると共に資産形成も行いたいというものでした。