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GLOSSARY
不動産用語集
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金高輪・白金台駅周辺の不動産投資市況

都内で最も洗練された高級住宅地


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白金の街は白金北里通りを境に、昭和の面影を宿す庶民的な雰囲気の北部地区と、文化的な環境の南部地区に大別できます。
北部地区はかつて町工場が密集していた地域です。マンションは賃貸マンションが大半で、古い木造戸建て住宅や木造アパートも多く残っています。

南部地区は江戸時代、大名屋敷や旗本屋敷が建ち並んでいた地域です。また江戸城の拡張工事に伴い八丁堀周辺から寺院が移転してきたため、寺院が多い地域でもあります。
明治時代以降は、政財界の要人をはじめとする各界の著名人などが邸宅を構え、「白金台の屋敷街」として街の歴史を紡いできました。
そして1970年代頃から高級マンションが次々と建てられ、これらのマンションが「白金台の屋敷街」と融合して、現在の洗練された高級住宅地の雰囲気を醸成したといわれています。そのせいか、築古マンションの中には「ヴィンテージマンション」の評価を得ている物件も少なくないようです。

商業施設はメインストリート沿いに集中


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白金・白金台の商業施設は、「プラチナ通り」(桜田通りから目黒通りに至る外苑西通り)と呼ばれるエリアと、目黒通り、白金北里通りなどのメインストリート沿いにほぼ集中しています。このため、特に南部地区の場合、メインストリートから離れた地域にはコンビニを含め商業施設がほとんどないのが、生活環境的な特徴といえます。

目黒通り沿いにはスーパー、コンビニ、ドラッグストア、酒屋、飲食店などが多く庶民的な雰囲気があり、日常的な買い物には便利になっています。
プラチナ通り沿いには洒落た造りのブティック、ブランドショップ、美容室、カフェ、レストランなどが軒を並べ、「高級商店街」の雰囲気を漂わせています。レストランは和食からイタリアンまでと多彩で、有名レストランや高級レストランもこの沿道に多数出店しています。

プラチナ通りと対照的なのが白金北里通りで、ここには昭和の面影を残した昔ながらの商店街「白金北里通り商店会」があります。元々は北部地区の町工場従業員とその家族を顧客にしていた商店街なので、雰囲気が庶民的なのは当然といえます。

現在は当世風の洒落たレストラン、カフェ、居酒屋など新参の飲食系が増えましたが、昔ながらの店構えで営業しているソーセージ専門店、とんかつ店、串焼き・もつ焼き・ホルモン串店、豆腐店、青果店、精肉店など古参の食材系も健在です。

高級住宅地にも都市再開発の波

時間がゆったりと過ぎてゆくような高級住宅地の一角で、時計の針を一気に未来へ進めるような形で行われているのが「白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業」です。

これは「質の高い都市型住宅や子育て支援施設・店舗等都心居住を支える生活利便施設の充実を図ると共に既存工場等の機能更新を行い、利便性の高い快適な複合市街地の形成を図る」(東京都)ことを目的にした東京都の都市整備事業の一環です。

同事業は明治通りと桜田通りが交差する白金・白金台の北西部、古川沿いの約1.7haの土地に地上44階建てのタワーマンション(約1220戸)、同17階建ての「生活利便施設」(子育て支援施設、病院、店舗)、同6階建ての集合工場施設(地権者用)と3棟のビルを建設。
さらに災害時に周辺住民や帰宅困難者が一時的に避難できる約800平米の広場と、約500平米の公園を整備し、「地域全体の防災機能の向上を図る」(東京都)計画となっています。同事業は2016年に着工、2020年3月に竣工の予定です。

同事業が完了すれば、白金・白金台の街のブランド力に加え、災害に強い住環境を求め、居住人口が大幅に増えるものと予想されています。また、近い将来の人口増を見据え、賃貸マンションが今後次々と開発されるとも見られています。

豊かな教育環境と自然環境が魅力の街


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白金・白金台の魅力は教育環境の豊かさだといわれています。それもそのはず、文教施設が多く集まっているのがこの街の特徴だからです。

例えばキャンパス内に「明治学院インブリー館」(国の重要文化財)、「明治学院記念館」(港区指定有形文化財)、「明治学院チャペル」(港区指定有形文化財)と3棟の歴史的建造物を有する明治学院大学白金キャンパス、お嬢様学校の代名詞といわれている聖心女子学院高等科、臨床系総合医科大学の北里大学白金キャンパスなど、私学の名門がぞろりと顔を揃えています。
さらに小中一貫教育校の「港区立白金の丘学園」をはじめ公・私立の初等・中等教育施設が数多く見られ、名実共に文教・風致地区を形成しています。子育て中のファミリー層にとっては絶好の教育環境といえるでしょう。
もう1つの魅力が、都心部にありながら自然環境が豊かなことです。
例えば、プラチナ通りは樹齢を重ねたイチョウ並木が有名です。夏はイチョウ並木が歩道を行き交う人々を日差しから守り、秋は黄金色の彩りで秋の散歩を楽しませてくれます。

また、国立科学博物館附属自然教育園は、武蔵野の自然を満喫できる公園として有名です。
元は皇室の御料地だったため、約20haの敷地にコナラ、ケヤキ等の落葉樹とマツ、カシ等の常緑樹がこんもりと茂り、在来種の多彩な花や野草、地下水が自湧する池・小川、湿地などが手付かずのまま残っています。このような形で武蔵野の自然が残っているのは、今や同園の他は皇居の吹上御苑だけといわれています。

このほか、多数の文教施設や寺院の緑も、この街の自然環境を支えるスポットになっているのはいうまでもありません。

意外に安い家賃、年々増える賃貸マンション需要

豊かな自然環境と都内で最も洗練された雰囲気を併せ持つのが白金・白金台の魅力といえます。
この街の魅力に引き寄せられ、他地域から転居してきたという有名企業の経営者、上場企業の役員、中央省庁の幹部職員、医師、弁護士なども少なくないようです。贅を凝らした邸宅に加え、ヴィンテージマンションや億ションも建ち並んでいます。
このため、一般には賃貸物件の家賃相場も高いと思われています。ところが他の人気が高い街と比べ、家賃相場が比較的安いのがこの街の意外性といえます。

不動産投資情報サイト「HOME`S」の調査によれば、賃貸マンションの家賃相場はワンルームマンションが10.7万円、1DKが12.2万円、2LDKが30.4万円などとなっています。近隣の麻布十番や目黒より割安です。

ただし、商業施設がメインストリート沿いに集中しており、日常的な買い物は不便な街ではあります。都内有数の高級住宅地であるためか物価も高めで、都市機能の充実面から見ると決して暮らしやすい街とはいえないようです。
それでも「思いのほか家賃が安いので、ハイグレードな住環境を求める人たちの賃貸マンション需要が年々増すばかり」(不動産業界関係者)だということです。

  この街でマンションオーナーになれば、必然的に社会的地位も上がることが期待できます。この街には、さまざまな意味で投資を検討してみるだけの価値はあるようです。
不動産投資について利益性だけではなく、将来や安心、目標などをお持ちのクライアント様にはぜひお薦めしたいエリアと言えるでしょう。
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